燕のドラ3・荘司宏太は2登板で2回を無失点…5奪三振をマーク ヤクルトのドラフト3位ルーキー・荘司宏太投手が、開幕から衝撃投球を続けている。巨人との開幕3連戦で2試合に登板。5三振を奪い、2回を無失点に抑えている。24歳の躍動にファンは「ワ…
燕のドラ3・荘司宏太は2登板で2回を無失点…5奪三振をマーク
ヤクルトのドラフト3位ルーキー・荘司宏太投手が、開幕から衝撃投球を続けている。巨人との開幕3連戦で2試合に登板。5三振を奪い、2回を無失点に抑えている。24歳の躍動にファンは「ワンチャン新人王ある?」「素晴らしいな」と声をあげている。
左腕は3月29日の開幕第2戦でデビュー。中山、岸田から三振を奪い、1回を1安打無失点に抑えた。翌30日はキャベッジ、岡本、坂本をいずれも空振り三振。1安打1四球無失点投球だった。2回を5Kで奪三振率は22.5に及ぶ。
駿台甲府高、国士舘大、社会人のセガサミーを経て昨年ドラフト3位で入団。オープン戦で6試合に登板し、6回を8奪三振無失点と好結果を残して1軍切符を掴んだ。
宝刀のチェンジアップが冴える。セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTAのデータによると、直球の平均球速は144.5キロ。決して速くないが、チェンジアップ100球当たりの失点増減を示す指標「wCH/C」はチーム1位の9.51をマーク。最大の武器が左腕を支えている。
ファンの期待も高まる。SNSには「抑えもありでは」「早い段階で抑えになる予感」「新人王獲ってほしい」「新人王ありそう」「最高の滑り出し」「エグイな」「超支配的リリーフ」とコメントが寄せられた。チームは開幕3連敗を喫したが、24歳左腕の今後の投球に注目だ。(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)
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2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。