「ドジャース-ブレーブス」(1日、ロサンゼルス) ドジャースのダスティン・メイ投手が2年ぶりとなるメジャーのマウンドに立った。初回を3者連続三振に仕留めると、中継ではスタンドで観戦するアメリアさんの様子が映し出され、ファンの反響を呼んだ。…

 「ドジャース-ブレーブス」(1日、ロサンゼルス)

 ドジャースのダスティン・メイ投手が2年ぶりとなるメジャーのマウンドに立った。初回を3者連続三振に仕留めると、中継ではスタンドで観戦するアメリアさんの様子が映し出され、ファンの反響を呼んだ。

 2023年5月17日以来、約2年ぶりのメジャー復帰となる先発マウンドに上がったメイ。150キロ台中盤のツーシームとカットボールを両コーナーに投げわけ、相手打者を寄せ付けなかった。三振を奪う度に中継ではアメリアさんの姿が映し出され、笑顔で拍手を送る様子や、手で口を押さえて感慨に浸るシーンもあった。

 Xでは日本のファンから「奥さんの笑顔最高」「まじ奇麗」「めっちゃかわいい」「奥さん美人」と多くの反響の声が集まった。メイは昨季、23年に受けた右腕屈筋腱修復手術のリハビリに加え、食道の手術も受けたことでシーズンを全休。抜群の潜在能力を持ち、20年にはカーショーの故障により開幕投手に抜擢され、好投した実績を持つ。

 昨年11月にドジャースと1年総額213万5000ドル(3億3000万円)で契約を更新。オープン戦で競争に勝ち、開幕ローテ入りを果たしていた。二回にベッツの適時失策から失点したが、5回を投げて1安打1失点、6奪三振の好投。闘病を支えた妻の前で完全復活を印象づけたゲームだった。