◇女子アマチュア◇オーガスタナショナル女子アマチュア 事前(1日)◇ジョージア州・チャンピオンズリトリート(6450yd、パー72)、オーガスタナショナルGC(6365yd、パー72)3年連続3回目の出場となる17歳の新地真美夏は、1年前…

17歳の新地真美夏は3年連続3回目の出場

◇女子アマチュア◇オーガスタナショナル女子アマチュア 事前(1日)◇ジョージア州・チャンピオンズリトリート(6450yd、パー72)、オーガスタナショナルGC(6365yd、パー72)

3年連続3回目の出場となる17歳の新地真美夏は、1年前と比べて平均飛距離が「約10yd伸びた」という確かな手ごたえとともに大舞台へ戻ってきた。初めて予選通過した昨年は、最終日に「77」とスコアを落として通算8オーバー29位。「緊張していたのもあるけど、最後に実力が出たなって」と悔しさを残した。

本大会に限らず、試合での結果を求めて飛距離アップに注力したという。「素振りは変わらず、この半年はとくにウエートトレーニングを頑張った」と体幹を徹底的に鍛えた。ティショットの飛距離が伸びれば、2打目以降に持つ番手も短くなる。そんな好循環を狙った効果を、1年ぶりに帰ってきたコースでも実感できた。

「池が絡むパー5(3番)の2打目を5Wで打ったら乗って」。開幕前日に行った予選コース・チャンピオンズリトリートでの練習ラウンドでは、9番(パー5)でも2打目を3Wで乗せてイーグルチャンスを作った。「いいスコアで回れるか分からないけど、飛距離が伸びて、コースを見てもプレーしても、いける気がする」と頼もしい。

練習ラウンドでは積極的に同組選手と話しかけ、和気あいあいと

今年は共立女子第二高(東京都八王子市)の最終学年で、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)のプロテスト挑戦を予定。本大会はアマチュアに出場が限られるため、「できれば最後(の出場)にしたい」と考える。2年連続で目指すのは5日(土)の決勝ラウンド、男子メジャー「マスターズ」を開催するオーガスタナショナルGCでプレーすること。最後になるかもしれない大舞台のコースが待ち受ける大会を、最終日まで存分に楽しみたい。(ジョージア州エバンス/石井操)