佐々木は揺らいだ信頼を取り戻せるか(C)Getty Images ドジャースの佐々木朗希に対する評価が現時点で厳しいものとなっている。佐々木は3月29日(日本時間30日)に本拠地で行われたタイガース戦に先発登板したが、2回途中3安打4四球2…

佐々木は揺らいだ信頼を取り戻せるか(C)Getty Images
ドジャースの佐々木朗希に対する評価が現時点で厳しいものとなっている。佐々木は3月29日(日本時間30日)に本拠地で行われたタイガース戦に先発登板したが、2回途中3安打4四球2失点で降板。東京ドームで行われた開幕第2戦に続いて不安定な投球内容で終えた。
【動画】米国内でも話題沸騰 佐々木朗希の涙目シーンをチェック
ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は「ドジャースがロウキ・ササキの米国デビューを懸念する正当な理由がある」と題した記事を掲載。ドジャースファンだけでなく、デーブ・ロバーツ監督やコーチ陣、フロント・オフィス、スタッフも実は佐々木について心配していると記し、信頼が揺らいでいるとみている。
記事では「ドジャースはロウキ・ササキの米国デビューを懸念すべきだ」とし、米国でのデビュー登板について「ササキは期待していたパフォーマンスではない」と厳しい目を向けている。
また、佐々木のチェイス・レート(Chase Rate)について指摘。チェイス・レートとは、振らなければボールと判定されるであろう球をスイングさせる確率のことで、佐々木はこれが「球界最低レベルだ」と酷評した。
「さらに悪いのは、ササキの四球率である。34.6%打者にフリーパスを出している」と、制球力の悪さについても説明した。
そして「ササキにマイナーリーグでの調整が必要だと主張するのは時期尚早だが」としつつも、前回登板と同じような内容では、マイナー降格の可能性があると伝えている。
佐々木のメジャー3度目の登板は4月5日(日本時間6日)の敵地フィリーズ戦の予定。果たして米メディアが示した懸念を払拭する投球を披露できるか。“三度目の正直”に期待するしかない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】佐々木朗希、涙の2回降板 4四球で再び荒れた怪物に早くも“マイナー行き”の声が噴出「今すぐに状況を好転させないと」
【関連記事】米球界の新トレンドとなる“魚雷バット”とは何か 使用者多数のヤンキース、衝撃の3戦15発で高まる関心「理にかなっている」
【関連記事】「スイングをさせられていない」指摘されたスプリットの“精度” 佐々木朗希は「学んでいくだろう」捕手スミスが口にした修正点