打線がわずか2安打も「切り替えられる。選手たちも引き締まるというか」■ソフトバンク 5ー1 日本ハム (1日・エスコンフィールド) 日本ハムは1日、エスコンフィールドで行われたソフトバンク戦に1-5で敗れ、今季初黒星を喫した。ホーム開幕戦を…
打線がわずか2安打も「切り替えられる。選手たちも引き締まるというか」
■ソフトバンク 5ー1 日本ハム (1日・エスコンフィールド)
日本ハムは1日、エスコンフィールドで行われたソフトバンク戦に1-5で敗れ、今季初黒星を喫した。ホーム開幕戦を勝利で飾れず、新庄剛志監督は「2安打だったので、切り替えられる。この負けが今季の開幕、スタートしたなっていう感じはしました。選手たちも引き締まるというか」と淡々と振り返った。
昨季最多勝&最高勝率の2冠に輝いた先発の伊藤が5回9安打5失点。初回、先頭への四球と連打で先制点を失い、2回にも周東と中村晃に連続適時打を浴びた。5階には柳田と今宮にソロを許し首をひねった。指揮官は「意外と出鼻をくじかれたほうが一番いい成績を残すかもしれない。もう前向きに切り替えて、次はしっかりしたピッチングをしてくれると思うので、それも楽しみのひとつ」と雪辱に期待した。一方で「まあしかし、凡打でもすごい捉えられていましたよね、全て。何かあるのかな」と話した。
打線はモイネロの前に苦戦した。2回無死から4番の野村が2試合連発となる特大の3号ソロを放ったが、その後は快音が生まれない。6回1死から清宮幸が右前打も、続くレイエスが二ゴロ併殺打に倒れ、球場はため息に包まれた。7回までわずか2安打で1得点に封じられた。
3月28日からベルーナドームで行われた西武との開幕カードで3連勝。球団では東映時代の1962年以来、63年ぶりとなる引き分けなしでの開幕3連勝を成し遂げ、最高のムードで北海道に帰ってきた。しかし昨季13.5ゲーム差をつけられリーグ優勝を許したソフトバンクに今季初勝利を献上してしまったが、新庄監督は「明日勝ってまた勢いに乗れたら」と仕切り直しを強調した。(町田利衣 / Rie Machida)