【ブンデスリーガ】フライブルク 1-2 ウニオン・ベルリン(日本時間3月30日/ヨーロッパ・パルク・シュタディオン)【映像】堂安律の「爆速プレスバック→強靭デュエル」 フライブルクのMF堂安律の守備意識の高さが際立つシーンだった。…
【ブンデスリーガ】フライブルク 1-2 ウニオン・ベルリン(日本時間3月30日/ヨーロッパ・パルク・シュタディオン)
フライブルクのMF堂安律の守備意識の高さが際立つシーンだった。敵陣でチームがボールを失った直後にディフェンスに切り替えると、粘り強いプレスでカウンターの芽を摘んだ。
代表ウィーク明けにフライブルクは、ウニオン・ベルリンと対戦。右ウイングで先発出場した堂安は、攻撃はもちろん、ここ数年で大きな成長を見せている“守備”でも存在感を発揮した。
1ー1で迎えた45+3分、フライブルクのMFパトリック・オスターハーゲのアーリークロスが敵陣で跳ね返されると、ウニオン・ベルリンのFWベネディクト・ホラーバッハがボールを回収。カウンターが始まろうとしていた。
フライブルクとしては、このままボールを運ばれればピンチになる場面で、一瞬の切り替えから爆速でプレスバックし、カウンターを阻止したのが堂安だった。相手ボールになった瞬間に右サイドから全速力で左サイドに絞ると、ホラーバッハに追いつく。結果的にはファウルとなったが、粘り強い好守備には、スタジアムも大歓声となった。
ABEMAで解説を務めた元日本代表MFの稲本潤一氏は、「いや〜、素晴らしい」と大絶賛。「一人だけ早かったですね」と素早いトランジションに注目した。また視聴者もコメント欄で、「堂安いいね」「いい潰し」「堂安の切り替えが早い」「ナイディー」「強い!」「これぞ堂安」「カードなしでよく止めた」と、守備意識の高さに称賛の声を送っていた。
今シーズンの堂安は守備面での貢献度が非常に高く、データサイト『Sofascore』によるとタックル成功数はリーグ5位となる57回を記録。これはチーム1位なうえ、2列目が主戦場の選手ではリーグ最多のスタッツだ。
ただ、フライブルクは29分に堂安の見事なスルーパスを起点に先制したが、30分と48分に連続失点。8試合ぶりの敗戦を喫している。
(ABEMA/ブンデスリーガ)