4月1日(現地時間3月31日)、オクラホマ大学男子バスケットボール部(OU)のスーナーズが、チームのOBであるアトランタ・ホ…

 4月1日(現地時間3月31日)、オクラホマ大学男子バスケットボール部(OU)のスーナーズが、チームのOBであるアトランタ・ホークスのトレイ・ヤングをアシスタントゼネラルマネージャーに採用したことを発表した。ヤングはプログラムの一環として、同校に100万ドル(約1億5000万円)を寄付することを約束したという。

 NBAオールスターに4度選出された経歴を持つヤングは、スーナーズに在籍した唯一のシーズンである2017-18シーズンにNCAAディビジョン1史上初めて1試合平均得点(27.4)と平均アシスト数(8.7)でトップの成績を収める活躍を披露。オールアメリカン(NCAA選抜)にも選ばれ、2018年のドラフト1巡目全体5位でNBA入りを果たした。

 ヤングは「ノーマンで育ち、オクラホマ大学でプレーした者として、OUバスケットボールのアシスタントGMに就任することは非常に名誉なことです」と、大学の公式ホームページを通じて声明を発表。「私の新しい役割では、OUの勝利の文化に貢献し、コーチングスタッフやフロントオフィスと協力して、最高レベルで競争し成功するために適切な選手を獲得することに重点を置きます」と意気込みを語った。

 3月初めには、ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーがデイビッドソン大学のアシスタントGMに任命されたことで話題となった大学バスケ界。またしても現役NBA選手が母校に“帰還”する事例となった。