大谷が2試合連続盗塁、シーズン54本塁打&54盗塁ペースに【MLB】ドジャース 6ー1 ブレーブス(日本時間1日・ロサンゼルス) ドジャースの大谷翔平投手は3月31日(日本時間4月1日)、本拠地のブレーブス戦に「1番・指名打者」で先発出場し…

大谷が2試合連続盗塁、シーズン54本塁打&54盗塁ペースに

【MLB】ドジャース 6ー1 ブレーブス(日本時間1日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は3月31日(日本時間4月1日)、本拠地のブレーブス戦に「1番・指名打者」で先発出場し、3打数無安打2四球で打率.286となった。6回には2試合連続盗塁。今季2個目の盗塁をマークし、シーズン換算では54本塁打&54盗塁ペースとなった。

 6回1死で四球を選んで出塁すると、続くベッツの2球目でスタートを切り、二盗に成功。2試合連続となる盗塁を記録した。二塁に滑り込む際には左手を地面に触れずにスライディング。故障を防ぐためにキャンプ中から試していた新走法を見せた。

 一方で、ちょっと心配な走塁も。初回無死一塁、右腕ホームズの一塁牽制球に手から返った。29日(同30日)の今季初盗塁も左手がついたスライディングだった。ウッドワード一塁コーチは「強く付かない限りは大丈夫だろう」との見解を示していたが、二刀流復帰が期待される中では、いかに故障のリスクを減らしていくかも重要な鍵となる。

 ウッドワード一塁コーチによれば、今季も盗塁の判断を委ねる「グリーンライト」を与えているという。「特に今は投げていないからね。ピッチングを再開したら、我々は気をつけなければならないが、今は(自分の判断で)走っていい。グリーンライト? そうだ」。相手投手のクイックなど日々の研究を続けており、走塁や盗塁への意識も変わっていないようだ。

 当初、投手復帰は5月頃と見込まれていたが、後ろ倒しとなる可能性が高い。あまりに打者、走者としての貢献が大きくなるのであれば、二刀流復帰が悩ましくなりそうだが……。(小谷真弥 / Masaya Kotani)