「阪神-DeNA」(1日、京セラドーム大阪) 球団創設90周年のホーム開幕を迎えて、試合前に開幕セレモニーが行われた。「メモリアルファーストピッチセレモニー」ではレジェンドOBが集結。出演予定だった岡田彰布オーナー付顧問が体調不良で欠席と…

 「阪神-DeNA」(1日、京セラドーム大阪)

 球団創設90周年のホーム開幕を迎えて、試合前に開幕セレモニーが行われた。「メモリアルファーストピッチセレモニー」ではレジェンドOBが集結。出演予定だった岡田彰布オーナー付顧問が体調不良で欠席となったが、川藤幸三氏、掛布雅之氏、矢野燿大氏、下柳剛氏、桧山進次郎氏、今岡真訪氏、能見篤史氏、井川慶氏の8人が歴代ユニホーム姿で登場した。マウンド手前で横一列に並ぶと、捕手役を務めた俳優・渡辺謙や世界的指揮者・佐渡裕らに向かって一斉に投球。場内は大きな拍手で包まれた。

 開幕セレモニーは渡辺がナビゲーターを担当し、「一つの勝利、悔しい敗戦を積み重ねて、90周年の歴史を作ってきたんです。伝統は重さではなく、輝きであり、誇りです!!」と虎党に魂の訴え。B’zの松本孝弘が手がけた90周年テーマ曲「Tiger’s Eye」が場内に流れた後には、佐渡の指揮によるオーケストラ約90人での「六甲おろし」演奏も披露され、最高の雰囲気を演出した。