FC東京は1日、次戦・アウェーの東京V戦(2日、味スタ)に向け、小平グラウンドで全体練習を行った。現在チームは2勝1分け4敗の勝ち点7で15位。前節、3月29日の川崎との多摩川クラシコ(0―3)では4試合連続無得点で2連敗となった。 正念…

 FC東京は1日、次戦・アウェーの東京V戦(2日、味スタ)に向け、小平グラウンドで全体練習を行った。現在チームは2勝1分け4敗の勝ち点7で15位。前節、3月29日の川崎との多摩川クラシコ(0―3)では4試合連続無得点で2連敗となった。

 正念場となる東京ダービーへ、松橋力蔵監督は「ここで自分たちが勝つことによって、多くの方々を巻き込んで次のステップに行けるような大きなゲームだと思う。気持ちの部分でしっかりと戦って上回っていくことも大事なポイント」と強調した。

 この日は雨の中、冒頭部分を除き非公開で調整。前節は後半に3失点を喫し、「人はいるけど、相手にやられてしまったら(意味がない)。そこは求め続けないといけない。最後は1対1だったり、デュエルのところ」と指揮官は球際の部分の重要性を指摘した。シュート数はここ2試合、3本、4本と少ない状況にあり、「崩すが先ではなく、チャンスがあれば打っていくということを求めていきたい」と語った。

 背番号10・MF東は「何とか自信を持ってできるように、自分たちでやっていくしかない。そういういいきっかけになる相手だと思う」と言葉に力を込めた。MF安斎も「簡単な試合ではないが、球際、目の前の1対1で負けない、そういったベースの部分での勝負になると思う。貪欲に仕掛けてゴールを生み出せるように」と意気込んだ。