今季2盗塁目を決める【MLB】ドジャース 6ー1 ブレーブス(日本時間1日・ロサンゼルス) ドジャースの大谷翔平投手は3月31日(日本時間4月1日)、本拠地で行われたブレーブス戦で「新スライディング」による盗塁を成功させた。昨年のワールドシ…

今季2盗塁目を決める

【MLB】ドジャース 6ー1 ブレーブス(日本時間1日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は3月31日(日本時間4月1日)、本拠地で行われたブレーブス戦で「新スライディング」による盗塁を成功させた。昨年のワールドシリーズで左肩を負傷した影響もあっての試みで、試合後にデーブ・ロバーツ監督は「一切心配していない」と高く評価した。

 大谷は四球で出塁した6回1死、左手を地面につかない新しいスライディングで二盗を決めた。昨年のワールドシリーズでは第2戦で盗塁を試みた際に左肩を脱臼。手術を受けることになった。今年のキャンプでは左肩に負担をかけない新しいスライディングを練習してきた。

 大谷は29日(同30日)のタイガース戦で今季初盗塁を成功させた。ただ、この時は左手を地面につけてのスライディングだった。

 試合後、指揮官は大谷のスライディングに不安を感じるか記者団に尋ねられると「ノー、ノー、ノー。(盗塁は)正しいタイミングだった」と言及。「ご覧いただいた通り左手を地面につけなかった。一切心配していない」と新フォームの完成を評価した。さらに「あれは、教科書通りのスライディングだった。スライディングをするときは手をつける必要はないし、してはいけない。(左手をつけないということを)うまく守れている」と称賛を惜しまなかった。

 昨季は54本塁打と合わせ、リーグ2位の59盗塁をマークした大谷。今季は投手としての復帰へ準備が進む中、投打に加えて走塁でも進化を見せている。(Full-Count編集部)