東京羽田ヴィッキーズは3月31日、津村ゆり子の現役引退を発表した。 現在29歳の津村は、172センチ63キロのシューティング…
東京羽田ヴィッキーズは3月31日、津村ゆり子の現役引退を発表した。
現在29歳の津村は、172センチ63キロのシューティングガード。昌平高校から東京医療保健大学に進学すると、4年次の「第69回全日本大学バスケットボール選手権大会」で最優秀選手賞に輝いた。2017-18シーズンの加入から東京羽田一筋でプレー。2024-25シーズンは全25試合の出場で1試合平均2.9得点2.1リバウンド1.1アシストを記録した。
2017年にユニバーシアード日本代表にも名を連ねた津村は、クラブを通じて次のようにコメントした。
「今シーズンをもちまして、東京羽田ヴィッキーズを退団し、現役を引退することを決断しました。これまでの道のりは決して楽しい事だけではなく、辛い事の方が多くありました。それでも7年という月日をプロとして走ってこれたのは、バスケットが好きだという気持ちと、出会い、関わってくださった全ての皆さまのおかげです。なかなか勝てないシーズンも、信じてサポートし続けてくださったスポンサーの方々。朝早くから夜遅くまで稼働して試合の設営をしてくださったボランティアスタッフ。より良い環境でバスケットできるようにと常に動いてくれていたフロントスタッフ。選手一人一人と100%で向き合ってくれて、最高のチームを作り上げてくれたコーチ陣、現場スタッフ。目標のために、仲間のために自分を犠牲にして行動できるチームメイト。厳しくも温かいご指導で、プロの世界に導いてくれた恩師たち。いつでも味方でいてくれた家族、友人。そして、力強い声援で背中を押し続けてくださったファンの皆さん。私の22年間の選手生活を、様々な形で支えてくださった方々に、本当に感謝しています。バスケットを通じて沢山の人と出会い、色々な場所に足を運び、新しい感情を知り、何度でも味わいたい瞬間、どん底に陥る瞬間をも、経験してきました。過ごしてきたどんな日も、どんな時間も、私にとって大切で、かけがえのない財産です。バスケット人生最後のステージに、夢であったWリーグ、愛に溢れた素晴らしいクラブで選手として過ごせた事を誇りに思います。心から幸せなバスケ人生でした!」
「ファンの皆さんへ。良い時も悪い時もありましたが、変わらない温かいご声援をありがとうございました。苦しい時、自分に負けそうな時、私を奮い立たせるものはいつでも皆さんの存在でした。皆さんにとっても私が、少しでも何かプラスな影響をもたらす存在であったならば、私は幸せです😌最後になりますが、このチームは皆さんからの応援を糧に、どこまでも大きく、強くなります。プレミアの舞台に挑むヴィッキーズに、これまで以上に熱いエールを送ってください。私もこれからは一人のファンとして、皆さんと一緒にヴィッキーズを応援していこうと思います!改めて7年間、本当に本当にありがとうございました!!またお会いしましょう!」