デストラーデ、メヒア…辻発彦氏が見た“傾向” DAZNは、オリジナル野球コンテンツ「BASEBALL TIME」を27日から配信している。番組のMCを務める杉谷拳士氏と、ゲストの辻発彦氏がFull-Countのインタビューに応じた。オープン…

デストラーデ、メヒア…辻発彦氏が見た“傾向”

 DAZNは、オリジナル野球コンテンツ「BASEBALL TIME」を27日から配信している。番組のMCを務める杉谷拳士氏と、ゲストの辻発彦氏がFull-Countのインタビューに応じた。オープン戦では、日本ハムが優勝。打線の中軸にどっしりと座るのが、来日2年目のフランミル・レイエス外野手だ。昨季は25本塁打をマークし“神助っ人”との呼び声も高い。多くの助っ人を見てきた両氏が、成功する助っ人の条件を分析した。

 辻氏の現役時代、西武ではオレステス・デストラーデやジョージ・ブコビッチ、バークレオ(タイ・バンバークレオ)らが活躍。監督時代にはエルネスト・メヒアが在籍し、日本で成功したといえる助っ人選手を何人も見てきてた。

 辻氏は、活躍する助っ人の傾向について「やっぱり性格ですよ。明るさ。チームに溶け込めるというのと、プライドが高すぎないところ。『俺はメジャーリーガーだ。アメリカでやってたんだ』みたいなやつは、ろくなもんじゃない。日本の野球を舐めるような奴はね。やっぱり日本の野球をリスペクトできる人間だよね」と語る。

 レイエスは昨季前半は苦しんだものの、キャンプ時から体重120キロの巨体を揺らして全力疾走する姿があった。「一生懸命走るでしょ? そういう姿はチームとしても応援したくなる」。日本8年目を迎えるアリエル・マルティネス捕手についても「(プレースタイルは)半分日本人だよね。試合を見てても、しっかり見逃すし、フォアボールも選ぶとかさ。技術を向上させようと頭を使っているのが、今に繋がっていると思うよね」と評価した。

 2014年に本塁打王に輝いたメヒアは、辻氏が就任した2017年以降は本塁打数が減っていったが、9番での起用も受け入れ、山賊打線で“恐怖の9番”として存在感を見せた。「ファンにも好かれて、チームにも溶け込んでいたのはメヒア。(下位打線でも)腐らなかったのはやっぱり人間性だと思うよ」。

 杉谷氏の現役時代には、ブランドン・レアードが大活躍。ロッテ時代も含め、8年間で213本塁打を放った。なかでも本塁打を打った際に行う“寿司ポーズ”はお馴染みだった。「コミュニケーションを積極的にとる選手は活躍しているなと思いますし、何より日本の文化に触れるのが大好きだという選手は活躍しているイメージがあるかなと思います」と振り返る。

 助っ人選手にとって日本は“外国”。言葉やプレースタイルが大きく異なる国で活躍するには、海外での実績だけでなく、内面的な部分も重要な要素であることは間違いない。(上野明洸 / Akihiro Ueno)