チームを強く引っ張ってくれ!広島・矢野雅哉内野手(26)が31日、好相性の神宮球場での活躍を思い描いた。同球場では昨季、セ・リーグの球場別では最もハイアベレージとなる打率・286をマーク。開幕早々、モンテロが左脇腹の肉離れ、秋山が右足首の…
チームを強く引っ張ってくれ!広島・矢野雅哉内野手(26)が31日、好相性の神宮球場での活躍を思い描いた。同球場では昨季、セ・リーグの球場別では最もハイアベレージとなる打率・286をマーク。開幕早々、モンテロが左脇腹の肉離れ、秋山が右足首の靱帯損傷という試練に直面した中、背番号4の躍動が必要不可欠だ。
都心の一等地が矢野の“庭”だ。亜大時代のリーグ戦からプレーしてきた神宮球場。1日からは、その敵地でヤクルトとの3連戦を迎える。「僕自身、大学で4年間やっていたので、やりやすさはある。いいイメージで入れるのかなと思います」と力を込めた。
神宮球場では昨季、打率・286。本拠地のマツダスタジアムも含めて、セ・リーグの球場別では最も相性が良かった。さらにヤクルト戦でも昨季は打率・343でセ・リーグの対戦球団別では最もハイアベレージだった。
1日の相手先発の石川とも昨季4打数3安打で対戦打率・750。好条件が3つもそろえば、もう活躍は待ったなしだ。「石川投手の時はあまり(球を)見過ぎないようにしている」と語り、「見ちゃったら打たされるというのがあるので。そういったイメージでいこうかなと思います」と球界最年長の45歳撃ちへ、イメージを膨らませた。
開幕3連戦はいずれも2番で起用され、攻守で躍動。昨季ゴールデングラブ賞を初受賞した遊撃守備では開幕戦でジャンピングキャッチを披露し、2戦目では中前に抜けそうなゴロを横っ跳びで捕球してアウトをもぎ取り、替えの利かない存在であることを証明した。
打撃でも開幕戦で今季初安打をマークすると、開幕3戦目の30日・阪神戦では左右に打ち返してマルチ安打。「簡単に終わらないというのもできましたし、後ろにつなぐこともできた。あまり気負いせずに神宮に向かえるなと思います」と手応えを感じ取る。
チームに目を向けると、開幕4番を務めたモンテロが左脇腹の肉離れで出場選手登録を抹消された。5番に入っていた秋山も登録抹消はされなかったものの、右足首の靱帯損傷と診断され、スタメン起用は厳しい状況。チームに試練が訪れた今、主軸の1人である矢野に求められる働きは大きくなってくる。
ここまでは二俣と1、2番コンビを形成し、「1、2番で得点圏に持っていけるようにやっていきたい。(3番に)小園もいますし、そういったところにチャンスで持っていけるように」と意気込む。ここから勢いに乗るため、矢野のパワーが欠かせない。
◆矢野の昨年度神宮成績 セ・リーグ本拠地では・286と最も打率を残した(2番目がマツダの・285)。盗塁は0ながら、二塁打3、三塁打2、5打点もビジター球場では最多。チャンスメーク、ポイントゲッター双方の役割を果たした。ちなみに神宮に限らないヤクルト戦の打率は対セ最高の・343。