【ブンデスリーガ】ドルトムント 3-1 マインツ(日本時間3月31日/ジグナル・イドゥナ・パルク)【映像】佐野海舟の相棒、「2秒停止」からゴール演出 マインツでMF佐野海舟とダブルボランチを組む“相棒”が、“停止”した状態から一気にゴールを…
【ブンデスリーガ】ドルトムント 3-1 マインツ(日本時間3月31日/ジグナル・イドゥナ・パルク)
マインツでMF佐野海舟とダブルボランチを組む“相棒”が、“停止”した状態から一気にゴールをこじ開けた。
ブンデスリーガ第27節でマインツは、アウェーでドルトムントと対戦。0-3で迎えた75分、マインツが反撃の狼煙を上げた。
右サイドからDFアントニー・カシがクロスは、ドルトムント守備陣に弾かれてしまう。こぼれ球をボックス内で拾ったのがMFナディエム・アミリ。ドイツ代表MFはそのまま右に流れてボックスの境目で内側を向いた。
目の前にDFダニエル・スベンソンが立ちはだかると、なんとアミリはその場に直立して2秒ほど完全に“停止”。相手が飛び込むことができない状況を作り出すと、細かい身体のフェイントを入れ、ニアへの浮き球をチョイスした。
そして、アミリはそのまま縦に抜け出し、DFアンドレアス・ハンチェオルセンが振り向きざまに折り返したボールに反応。フィニッシュこそ弾かれたが、そのこぼれ球をMFパウル・ネーベルが右足でゴール左隅へとシュートを流し込んだ。
ドルトムントにリードを許す展開の中で、“2秒停止”という裏技で戦況を打開したアミリは、今シーズンのマインツで佐野とダブルボランチを組むチームの心臓。佐野が守備のバランスを取り、アミリはより攻撃にフォーカスした役割を担っている。
実際、この場面でも佐野は、カウンター対応できるようにボックス外で睨みを効かせ、その間にアミリがより高い位置で仕事をしていた。そうした関係性にファンは、SNSで「マインツは佐野海舟に加えてアミリも良い」「アミリと佐野のバランスが理想的すぎる」などとコメントしていた。
なお、マインツは1-3でドルトムントに敗北。それでも27節終了現在で4位に付けており、チャンピオンズリーグ出場圏内をキープしている。
(ABEMA/ブンデスリーガ)