阪神OBの下柳剛氏が31日、ABCテレビ「newsおかえり」に出演し、広島との開幕カードを2勝1敗と勝ち越した阪神・藤川球児新監督の投手起用策を高評価した。 下柳氏は「監督就任の時に『力のないベテランはいらない』とかいう厳しい話をして、若…
阪神OBの下柳剛氏が31日、ABCテレビ「newsおかえり」に出演し、広島との開幕カードを2勝1敗と勝ち越した阪神・藤川球児新監督の投手起用策を高評価した。
下柳氏は「監督就任の時に『力のないベテランはいらない』とかいう厳しい話をして、若い選手をどんどん使うようになって、工藤君なんか育成から(支配下に)上がったばかりの初登板で厳しい結果(1回持たず押し出しで1失点)になりましたけど、その後に及川君を使うんですよね。こういう(満塁の)厳しい場面で。今までそういう場面で投げたことのない選手ですけど、そういうのも対応できるというのを見抜いて及川君を使って、その回のピンチを逃げ切ったわけですよ。(30日に2回を無失点に抑えた)伊原君も。だから実績にこだわらず、力ができてきた選手は使いますよ、というのが投手起用に見えたんじゃないかな」と力説した。
続けて「3戦目に岩崎君ベンチ入ってないんですよ。今年は3連投はしませんよと。143試合を考えてのことですから」と、3連投を避けるために1、2戦目に投げていた守護神左腕をベンチ入りメンバーから外した点についても評価していた。