プロボクシング日本バンタム級(53・5キロ以下)王者・増田陸(帝拳)が31日、都内で行われた2024年度年間表彰式に出席。新鋭賞に輝いた日本チャンプは「充実した1年だった。今年もこの勢いのまま突っ走りたいと思っている」と喜びを口にした。 …
プロボクシング日本バンタム級(53・5キロ以下)王者・増田陸(帝拳)が31日、都内で行われた2024年度年間表彰式に出席。新鋭賞に輝いた日本チャンプは「充実した1年だった。今年もこの勢いのまま突っ走りたいと思っている」と喜びを口にした。
昨年7月に日本王座を獲得し2度の防衛に成功。タイトル戦はすべてKOで勝利した倒し屋だ。表彰式では同じバンタム級のWBA・堤聖也(角海老宝石)、WBC・中谷潤人(M・T)、WBO・武居由樹(大橋)の3人の世界王者と同席。壇上で「緊張は多少合ったが、冷静に臨めた。隣に座った堤選手とは一度対戦したことがあって、そこは感じるものがあった。3人の中で誰かとやってみたいという感情は今はない」という。
世界ランクはWBAが7位、WBCは11位、IBFとWBOはともに9位と、いつ世界挑戦が実現してもおかしくない地位に到達している。本人もその気持ちは強く「今年は世界チャンピオンになりたい。いつ世界のチャンスが来てもいいように準備しています」と意欲を示した