ロハスが打率.077、キケは.125…テイラーは出場ゼロ ドジャースは29日(日本時間30日)、本拠地で行われたタイガース戦に勝利し、球団44年ぶりの開幕5連勝の好発進をきった。一方で開幕前にマイナー行きとなった“韓国の逸材”、金慧成(キム…

ロハスが打率.077、キケは.125…テイラーは出場ゼロ

 ドジャースは29日(日本時間30日)、本拠地で行われたタイガース戦に勝利し、球団44年ぶりの開幕5連勝の好発進をきった。一方で開幕前にマイナー行きとなった“韓国の逸材”、金慧成(キム・ヘソン)内野手は3Aで研鑽を積んでいるものの、ドジャース専門メディアは早期昇格に期待しているようだ。

 ドジャース専門メディア「ドジャースビート」は30日(同31日)、「ドジャースが昨日、1981年以降では球団最高となる5勝0敗とした一方で、キム・ヘソンは3Aの2試合目で打撃で素晴らしい成績を残した」とし、キムの現状を伝えた。3Aオクラホマシティに所属する26歳はアストロズ傘下シュガーランド戦で二塁打+三塁打を放ち、4打点をマークした。

 韓国プロ野球(KBO)のベストナインにあたる「ゴールデングラブ賞」を4年連続で受賞したキムは昨季、127試合で打率.326、11本塁打、75打点、30盗塁を記録。3年1250万ドル(約18億8500万円)契約で入団した。しかし打撃で苦戦し、東京遠征から外れて3A降格となった。それでも、着手している打撃フォーム変更が奏功したのか、マイナーとはいえ好結果を残している。

 同メディアは「今後数週間で順調に進展し、キムがマイナーリーグで進歩を続ければ、ドジャースタジアムでメジャーデビューを果たす姿を見るのもそう遠くないだろう」と予想した。今回の報道を受け、韓国メディア「OSEN」などもこぞって速報。ポジションを争うミゲル・ロハス内野手が13打数1安打の打率.077、エンリケ・ヘルナンデス内野手が8打数1安打の打率.125、クリス・テイラー外野手が1試合も出場していない現状を伝え、「キム・ヘソンにとって、競争相手の不振もメジャーリーグデビューの追い風となっている」とした。(Full-Count編集部)