J1神戸は31日、元日本代表MF森岡亮太(33)が現役を引退すると発表した。 森岡はクラブを通じて「ラストシーズン、自分にとって最後のホームとなった天皇杯準々決勝で得点を決められた瞬間は、きっと一生忘れません」などとコメントした。 京都府…

 J1神戸は31日、元日本代表MF森岡亮太(33)が現役を引退すると発表した。

 森岡はクラブを通じて「ラストシーズン、自分にとって最後のホームとなった天皇杯準々決勝で得点を決められた瞬間は、きっと一生忘れません」などとコメントした。

 京都府城陽市出身の森岡は久御山高から2010年に神戸入団。J1通算113試合に出場し12得点を挙げた。14年には日本代表に選出され、国際Aマッチ5試合に出場した。ポーランドやベルギーリーグでもプレーした。

 神戸の公式ホームページに掲載された森岡のコメント全文は以下の通り。

   ◇   ◇

このたび、2025年3月31日をもちまして、サッカー選手としての現役生活に区切りをつけることを決断しました。

高校卒業後からの6年間、そして現役最後となった半年間、ヴィッセル神戸の選手としてプレーできたことは、自分にとってかけがえのない時間でした。

ラストシーズン、自分にとって最後のホームゲームとなった天皇杯準々決勝で得点を決められた瞬間は、きっと一生忘れません。

そして、試合後にスタンドから響いた自分のチャント。あのときの光景と音は、今も心に焼き付いています。

これまで応援してくださった全ての皆さん、本当にありがとうございました。

皆さんの声援が、僕を支え、成長させてくれました。

サッカーを通じて、たくさんの出会いと学び、そして喜びを得ることができたことに、心から感謝しています。

これからの人生でも、このサッカー人生で得たすべてを大切にしながら、新たなチャレンジに向かって進んでいきます。

本当にありがとうございました。

森岡亮太