4月から放送されるアニメ『ウマ娘 シンデレラグレイ』の放映に先立ち30日、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて先行上映会&トークショーが開催。オグリキャップ役の高柳知葉さん、ベルノライト役の瀬戸桃子さん、北原穣役の小西克幸さん、…

 4月から放送されるアニメ『ウマ娘 シンデレラグレイ』の放映に先立ち30日、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて先行上映会&トークショーが開催。オグリキャップ役の高柳知葉さん、ベルノライト役の瀬戸桃子さん、北原穣役の小西克幸さん、フジマサマーチ役の伊瀬茉莉也さんが登壇し、会場を盛り上げた。

 本作はオグリキャップを主人公に地方から中央の伝説となるまでの“シンデレラストーリー”を描く、週刊ヤングジャンプで連載中の『ウマ娘 シンデレラグレイ』のアニメ化。『ウマ娘』ならではのド迫力なレースシーンはもちろん、各キャラクター同士のコミカルな掛け合いも魅力だ。

 上映後には各キャストが勝負服で登場、なかでも高柳さんのブーツには蹄鉄が付いている再現度の高さにはファンは大盛り上がりとなった

 トークショーでは、高柳さんが漫画で連載が始まった時からアニメ化を望んでいたというエピソードを披露。「ゲームが出るよりも前だったのですが、オグリのかっこいいところもかわいいところもいろんな感情もこんなに描いていただけるコミックスの展開があるなんてなんて幸せだろうと思っていました。これがいつかアニメで動いたらいいなと思っていました。コミック出るたびにセリフを読んでみたり(笑)」。とはいえ、葛藤もあったという。

「連載開始が今よりもだいぶ前だったこともあって、セリフを読んだときに“今の自分ではシンデレラグレイのオグリには足りていない”と思ってしまったんです。全然追いつけていなかった。当時の私はオグリキャップ役は初めてオーディションに受かった役だったくらいで、オグリキャップという名馬が偉大過ぎて自信もどん底でした。ですが、そこからキャリアを重ねて、現場で周りの皆さまとやったときに、家でやっていたときには全然しっくりこなかったセリフが自然と出てくるようになった。それはすごく特別な瞬間でした。そんな時間に巡り合わせてくれたシンデレラグレイという作品に巡り合えて幸せだなと思っています」
 
 イベントの最後でも同じエピソードに触れ、「先ほど以前は自信がなかった、というお話をさせていただきましたが、シンデレラグレイという作品を通して“オグリキャップを演じるのは私”と自信を持てるようになりました。そんな作品がみなさんの元に届くとうれしいです」と締めくくった高柳さん。本アニメは4月6日16時30分よりTBS系全国28局ネットで放送される。