「広島2-0阪神」(30日、マツダスタジアム) 粘り強い投球の中で課題も多く見つかった。初の開幕ローテ入りで臨んだマウンドだったが、阪神・門別啓人投手にとっては苦しい展開が続いた。 「ずっとランナーが出ていましたけど。粘れたのは良かったと…

 「広島2-0阪神」(30日、マツダスタジアム)

 粘り強い投球の中で課題も多く見つかった。初の開幕ローテ入りで臨んだマウンドだったが、阪神・門別啓人投手にとっては苦しい展開が続いた。

 「ずっとランナーが出ていましたけど。粘れたのは良かったところ。逆に変化球を低めにいきすぎてしまって、自ら苦しくなってしまった」

 初回から低めを意識しすぎた結果、四球を出すなどしてピンチを招いた。二、三回も毎回走者を背負いながら粘ったが、四回、先頭の秋山に12球粘られ四球を献上。そこから失点につながった。五回は小園、モンテロに連打を浴びて降板。2番手・石黒が適時打を浴びて4回1/3を8安打3四球2失点。プロ初勝利はつかめなかった。

 三回には二俣にも11球粘られ四球。「真っすぐでファウルは取れていた」と話しながら、「変化球でもカウントを取れないと、低めを振らせることはできなかったので。真っすぐも、低め低めだけになっていた」と反省。「ついてくるバッターをどうアウトにしていくかを考え直したい」と課題を挙げた。

 追い込んでからが決めきれなかった。空振り三振は一つも奪えず、球数はプロ入り後最多の111球にまでかさんだ。直球で空振りを奪いたかったが「入り球で低め変化球いって、真っすぐでファウル取って、その後のイメージがどうしても湧かなかった」と門別。「もっと強い真っすぐを投げられるようにもそうですけど。もっともっと練習を頑張りたい」と前を向いた。初勝利がお預けとなった悔しさを今後の糧とする。