「オリックス6-1楽天」(30日、京セラドーム大阪) 貪欲な姿勢が変わらずにある。楽天のドラフト1位・宗山塁内野手(明大)がプロ初のマルチ安打で、開幕から3試合連続安打を記録。「自分でトライしていかないと何も見えてこない。日々考えながら、…
「オリックス6-1楽天」(30日、京セラドーム大阪)
貪欲な姿勢が変わらずにある。楽天のドラフト1位・宗山塁内野手(明大)がプロ初のマルチ安打で、開幕から3試合連続安打を記録。「自分でトライしていかないと何も見えてこない。日々考えながら、まず開幕3連戦は先につながっていくいい試合になったと思います」。成長速度は加速するばかりだ。
3試合続けて「2番・遊撃」で先発出場。五回は左前に運ぶと、九回には中前打を放った。開幕3連戦で4安打を記録し、「形は昨日よりいい」と小さくうなずいた。
オリックスの宮城、九里に高島ら初見の投手との対戦が続いた。「1試合1本は打っていきたいけど、なかなかこれからそう簡単には打たしてくれない」とプロの厳しさは理解。「どんな攻め方をされても、1番は自分のフォームを崩さないことが大事」とブレずに突き進んでいく覚悟だ。
1勝2敗で開幕カードを終え、4月1日からは西武とのホーム開幕戦を迎える。迫り来る本拠地での初お披露目の場。「全く手が出ないバッティングではなかった。ある程度打球が前に出て、その中で自分のいい悪いがはっきりした試合になった」。経験値をまた増やし、さらなる高みを目指す。