「ドジャース7-3タイガース」(29日、ロサンゼルス) ドジャースの大谷翔平投手(30)はタイガース戦で申告敬遠を含む2四球2得点、初盗塁も記録して勝利に貢献した。今季初めて無安打に終わったが、5戦連続得点でメジャー1位に立った。チームは…

 「ドジャース7-3タイガース」(29日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)はタイガース戦で申告敬遠を含む2四球2得点、初盗塁も記録して勝利に貢献した。今季初めて無安打に終わったが、5戦連続得点でメジャー1位に立った。チームは1981年以来、44年ぶりの開幕5連勝で球団タイ記録にあと1。佐々木朗希投手(23)は本拠地デビュー戦で二回途中3安打2失点、4四球。課題の制球が安定せず、初勝利は持ち越された。

 貪欲に1点を取りにいく。大谷が勝利への執念を見せたのは五回だ。2死三塁。申告敬遠で一塁へ歩いた後にギアを上げた。次打者T・ヘルナンデスの三塁線を破る痛烈な当たりに快足を飛ばして一気に生還。昨年11月に手術を受けた左肩の痛み再発を防ぐため、左手を地面に突かない滑り込みを実践し、大きな追加点を奪った。

 七回の打席では前田と昨年7月14日以来となる対決が実現。ストレートの四球で一塁へ歩くと、次打者の打席で今季初盗塁をマークした。スライディング時にバランスを崩し、左手を突いてしまったが、ベテラン右腕を翻ろうする足技で得点圏に進み、3番フリーマンの二塁打で2得点目をもぎ取った。

 ド軍はプレーボール1時間半前に突然の打線入れ替え発表。4番から2番に打順を上げたT・ヘルナンデスが五回に貴重な勝ち越し打。マジックを発揮したロバーツ監督は「いろいろ考えてこうした方がいいと感じた」と胸を張った。

 試合は、先発の佐々木が制球難で二回途中2失点KO。劣勢からの鮮やかな逆転勝利で、ア・リーグ中地区優勝候補に3タテを食らわせて地元ファンを熱狂させた。開幕から破竹の5連勝。無安打でも大谷には勝利に貢献できるすべがある。開幕からの5試合連続得点でシーズン8得点となり、昨季の得点王が早くもメジャートップに躍り出た。