◇欧州ツアー◇ヒーローインディアンオープン 最終日(30日)◇DLF G&CC(インド)◇7416yd(パー72)前年…
◇欧州ツアー◇ヒーローインディアンオープン 最終日(30日)◇DLF G&CC(インド)◇7416yd(パー72)
前年覇者の中島啓太は首位に1打差の2位から最終ラウンドをスタートし、2バーディ、2ボギーの「72」でホールアウト。通算2アンダーの単独2位で終え、優勝スコアに2打届かず大会連覇はならなかった。
エウヘニオ・チャカラ(スペイン)が単独首位から「71」と伸ばし、通算4アンダーでDPワールドツアー(欧州ツアー)初優勝を飾った。昨年までLIVゴルフを主戦場にし、発足1年目の2022年「バンコク」で優勝の実績を持つ。今週は招待選手として出場していた。
最終日は3日目に引き続き、硬さを増したグリーンの影響でしのぎ合う展開。中島もようやくスコアを伸ばしたのは後半15番(パー5)で、第2ラウンド後半の同ホールから実に36ホールぶりのバーディだった。
中島は大会連覇こそ逃したものの、前週「シンガポールクラシック」から連続の単独2位フィニッシュ。年間ポイントランキングでは20位から7位に浮上したことに加え、5月の海外メジャー「全米プロゴルフ選手権」(ノースカロライナ州クエイルホロークラブ)出場権の獲得に前進した。前週から4試合による「アジアンスイング」期間内の同ランクで上位3人に入れば出場資格を得られ、中島は2番手からトップに浮上した。