◇国内女子◇アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 最終日(30日)◇UMKCC (宮崎)◇6538yd（パー72）◇曇り（3629人）菅楓華の初優勝は三度、お預けとなった。6アンダーの首位タイから1バーディ、2ボギー「…
◇国内女子◇アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 最終日(30日)◇UMKCC (宮崎)◇6538yd（パー72）◇曇り（3629人）
菅楓華の初優勝は三度、お預けとなった。6アンダーの首位タイから1バーディ、2ボギー「73」とスコアを伸ばせず、通算5アンダー。いずれも2位だった開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」、「Vポイント×SMBCレディス」に続くシーズン3試合目は6位でフィニッシュした。
最終日最終組を開幕戦から3試合続けたのはツアー史上初めて（記録の残る2002年以降）。“連敗”の流れを断ち切るべく、「気合いと根性でバーディをたくさん獲りたい」と意気込んだ序盤、直近2戦の最終日と同様にボギーが先行した。難度の高い2番（パー3）で、左足上がりのバンカーからの2打目を寄せられず3mのパーパットを外した。
7番（パー3）で3mを流し込み待望の初バーディ。続く8番（パー5）の1.5mのパットをカップ右に外すパーで、地元ファンからため息が大きな漏れた。「8番で波に乗れなかった。前半はチャンスがあったんですけど、決め切れなかった」。後半11番でティショットを右ラフに曲げた後、2打目をグリーン奥にこぼしてボギーを喫した。
故郷のファンを3日間引き連れ、最終日も「緊張はなくて、楽しくラウンドできた」と振り返った。敗れはしたが、開幕3試合ですべて主役級のプレーを見せ、メルセデスランキングも2位をキープ。「バーディを（多く）獲れないと優勝できないと分かっているんですけど、うまくいかないのがゴルフ。そこから崩れないようにすることが大事だと思う。来週からも優勝争いできるように」。19歳は次週「ヤマハレディース」（静岡・葛城GC山名C）でも注目を浴びたままティオフする。（宮崎市／桂川洋一）
