佐々木朗希は次回登板までに修正できるだろうか(C)Getty Images ドジャースの佐々木朗希が現地時間3月29日(日本時間30日)、本拠地のドジャースタジアムでのタイガース戦に先発登板し、2回途中3安打2失点4四球で降板した。【動画】…
佐々木朗希は次回登板までに修正できるだろうか(C)Getty Images
ドジャースの佐々木朗希が現地時間3月29日(日本時間30日)、本拠地のドジャースタジアムでのタイガース戦に先発登板し、2回途中3安打2失点4四球で降板した。
『MLB公式サイト』は佐々木について「レギュラーシーズン2試合に先発したが、チームは23歳の日本人右投手についてまだ学ぶべきことがたくさんある」と記した。
「彼は成功しか知らない。だから、きっと動揺し、失望していると思う。しかし、プロとして仕事に戻らなければならない。これはすべて成長曲線だ」と、デーブ・ロバーツ監督は話したという。
同サイトは佐々木のスプリットについて、オープン戦では「あらゆる方向に予測不可能な動きで相手打者を困惑させた」としたが、「レギュラーシーズンの試合では、打者にあまりスイングをさせられていない」と説明した。
19日のカブス戦(東京ドーム)ではスプリットを15球投げて2回スイング、1回空振りを奪った。この日のタイガース戦では、15球スプリットを投げて4回スイング、2回空振りを奪った。2回の先発でストライクアウトとなったのは1回だけだったと伝えている。
それでも、捕手のウィル・スミスは「おそらく、私がこれまで捕った中で最高のスプリットの一つだ。これは厄介だ」と述べている。今後について「ゾーン内でコントロールすることだと思う」と指摘し、「難しいことだが、彼は学んでいくだろう。もっと上手くなるだろう」と、ボールをしっかり操り、制球力の向上にも期待を寄せた。
スミスの言葉通り、次回登板までに修正して臨めるか。投手有利のカウントに持ち込めば、得意のスプリットは大きな武器となる。23歳の右腕は次こそメジャー初勝利をつかみたい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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