選抜高校野球大会は最終日の30日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で決勝があり、6年ぶり17回目出場の横浜(神奈川)が智弁和歌山に11―4で勝ち、2006年の第78回大会以来、19年ぶり4回目の優勝を果たした。横浜の先発マウンドに立っ…

選抜高校野球大会は最終日の30日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で決勝があり、6年ぶり17回目出場の横浜(神奈川)が智弁和歌山に11―4で勝ち、2006年の第78回大会以来、19年ぶり4回目の優勝を果たした。横浜の先発マウンドに立った2年生右腕・織田翔希投手の試合後の談話は次の通り。
横浜・織田翔希投手
優勝できたのは自分たちの力だけではなく、指導者や保護者の力もあったからです。うれしいです。
昨日の夜のミーティングで村田監督から先発を告げられました。監督からは「俺を怪物にしてくれ」と言われました。1、2回戦、準々決勝と思い通りの投球ができませんでしたが、今日は一回から調子が良く、持ち味のストレートを生かしたピッチングができました。先制点を取ってもらったことで伸び伸びと投げることができました。
<六回途中で降板した>悔しい気持ちでした。ただ、ベンチに下がって監督から「ここまでよく投げた。あとはベンチで支えろ」と言われ、役割を果たせたと喜びの気持ちの方が大きかったです。
センバツ優勝は目標の一つでした。ただ、これで終わりではありません。さらに成長したいです。特にピンチでも自分の投球をし、狙われていても打たれない直球を追求し、どんな相手でもチームを勝ちに導く投手になりたいです。
OBの松坂大輔さんは憧れの存在です。ただ、超えなければいけない存在とも思っています。松坂さんのように夏の甲子園も優勝したいです。