第97回選抜高校野球大会は30日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で決勝があり、横浜(神奈川)が智弁和歌山に11―4で勝ち、19年ぶり4回目の優勝を果たした。 攻守で大活躍した横浜の阿部葉太主将の試合後の主な談話は次の通り。横浜・阿部葉…

第97回選抜高校野球大会は30日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で決勝があり、横浜(神奈川)が智弁和歌山に11―4で勝ち、19年ぶり4回目の優勝を果たした。
攻守で大活躍した横浜の阿部葉太主将の試合後の主な談話は次の通り。
横浜・阿部葉太主将
<4安打3打点2盗塁と打って走った>
監督さんから「お前は背中で引っ張ってくれ」と試合前に言われて、今日は自分が活躍して、なんとしてもチームを優勝に導こうという思いでやってきた。本当に良かったです。
<三回の勝ち越し打は見事なバットコントロールだった>
渡辺投手も素晴らしいボールを投げていて、てこずっていたけど、あそこはなんとしても1本というところで気持ちで持っていきました。
<六回にはダイビングキャッチで好守>
あそこで得点されてしまうと、完全に流れが向こうに行ってしまうと思ったので。いつでも飛んでこいと準備していました。(その後にビッグイニング)守備からリズムということで横浜高校はやっている。良いリズムを持ってこられて良かったです。
<今日も継投で勝ちきった>
秋は織田、奥村の2枚看板といわれてたが、甲子園に来て山脇、前田、片山、全員の投手が投げてくれて、自分たちも「絶対に守ってやろう」という思いになったので感謝しています。
本当にたくさんの方々に支えられて、ここまで来られた。その方々への恩返しとして、自分たちができることは大会で結果を残すことだと思っている。最後に優勝することができて、うれしい気持ちでいっぱいです。
まだ、ここがゴールではないとは思っているが、春に向けて神宮大会後からやってきたことが報われて、すごくうれしいです。