選抜高校野球大会は最終日の30日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で決勝があり、6年ぶり17回目出場の横浜(神奈川)が智弁和歌山に11―4で勝ち、2006年の第78回大会以来、19年ぶり4回目の優勝を果たした。 横浜は織田翔希、奥村頼…

【智弁和歌山-横浜】力投する横浜の先発・織田=阪神甲子園球場で2025年3月30日、渡部直樹撮影

 選抜高校野球大会は最終日の30日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で決勝があり、6年ぶり17回目出場の横浜(神奈川)が智弁和歌山に11―4で勝ち、2006年の第78回大会以来、19年ぶり4回目の優勝を果たした。

 横浜は織田翔希、奥村頼人の二枚看板を中心に決勝までの全5試合を継投で勝ち上がった。

 全試合継投で優勝を果たしたのは、野村弘、橋本清らを擁したPL学園(大阪)の1987年(第59回)大会など、32校以上出場が定着した83年(第55回)大会以降で4校目。

 前回大会を制した健大高崎(群馬)も石垣元気、佐藤龍月(りゅうが)の2投手で勝ち上がり、2年連続全試合継投で春の頂点に立つのは初めて。【黒詰拓也】

横浜

 1942年創立で野球部は45年創部。73年のセンバツで初出場優勝、80年に夏の甲子園で初優勝。OBに筒香嘉智(DeNA)、近藤健介(ソフトバンク)ら。男子校から2020年度に共学化された。