「巨人-ヤクルト」(30日、東京ドーム) 移籍後初先発の巨人・石川達也投手が自らのバットで先制点をたたき出した。うれしいプロ初安打、初打点だ。 二回、2死満塁からヤクルト・高橋が投じた149キロに食らいつくと打球はライナーとなって左前に弾…
「巨人-ヤクルト」(30日、東京ドーム)
移籍後初先発の巨人・石川達也投手が自らのバットで先制点をたたき出した。うれしいプロ初安打、初打点だ。
二回、2死満塁からヤクルト・高橋が投じた149キロに食らいつくと打球はライナーとなって左前に弾んだ。大きな1点にベンチの阿部監督も満面の笑みで拍手。自らのバットで価値ある先制点をたたき出した。
さらに暴投で計2点を加えた巨人。石川は昨季、DeNAから戦力外通告を受けたが、巨人に移籍し、キャンプ、オープン戦を通じて結果を残してきた。16日に行われたカブスとのプレシーズンゲームで3回無安打無失点、4奪三振と圧巻の投球を見せて開幕ローテ入りをつかんでいた。
本業の投球でも2回までパーフェクト投球。孤軍奮闘で流れを呼び込んだ。三回には初めての走者を許し、2死二、三塁のピンチを招いたが、西川をキレ抜群のチェンジアップで空振り三振に仕留めた。