<第97回選抜高校野球大会:横浜11-4智弁和歌山>◇30日◇決勝◇甲子園 智弁和歌山(和歌山)は横浜(神奈川)に敗れ、1994年以来、31年ぶりの優勝はならなかった。 1回に1点を先制されたが、2回に大谷 魁亜内野手(3年)のセーフティー…
<第97回選抜高校野球大会:横浜11-4智弁和歌山>◇30日◇決勝◇甲子園
智弁和歌山(和歌山)は横浜(神奈川)に敗れ、1994年以来、31年ぶりの優勝はならなかった。
1回に1点を先制されたが、2回に大谷 魁亜内野手(3年)のセーフティースクイズで同点に追いついた。しかし、先発の渡邉 颯人投手(3年)が1回に続き3回に横浜打線につかまり、2点を勝ち越されるなど、リズムに乗れなかった。
横浜の先発・織田 翔希投手(2年)の前に、自慢の打線がチャンスをつくりながら追加点を奪うことができず、リリーフ陣からも反撃することができなかった。
エース右腕・渡邉は、粘り強い投球で横浜打線に立ち向かった。6回途中降板で敗れてしまったが、今センバツ全試合に先発するなど、準優勝に大きく貢献し、エースの意地を見せた。打線も終盤に得点を重ねるなど、最後まであきらめない姿勢で夏へつなげた。