佐々木朗希の“復調”に、受けたスミスは「全幅の自信を持っている」【MLB】ドジャース 7ー3 タイガース(日本時間30日・ロサンゼルス) ドジャース・佐々木朗希投手が29日(日本時間30日)、本拠地で行われたタイガース戦に先発登板するも、1…

佐々木朗希の“復調”に、受けたスミスは「全幅の自信を持っている」

【MLB】ドジャース 7ー3 タイガース(日本時間30日・ロサンゼルス)

 ドジャース・佐々木朗希投手が29日(日本時間30日)、本拠地で行われたタイガース戦に先発登板するも、1回2/3で3安打2失点で降板した。バッテリーを組んだウィル・スミス捕手は「5日、6日後に良い投球をしてくれると期待している」と次回登板でのリベンジを願った。

 この日は制球に苦しみ4四球。球数61球で降板したが「彼は才能溢れた投手で、自分を理解している。大きい舞台でも投げてきた経験がある。今週はブルペンで良い投球をしていたから、5日、6日後にいい投球をしてくれると期待している」とエールを送った。

 本拠地のマウンドは初めてであったため「ドジャースタジアムは威圧的な雰囲気。4階席まであり、大歓声で楽しい雰囲気だ。ここで活躍するには大変な労力を要する。でも、私たちはロウキに全幅の自信を持っている」と背中を押した。

 2回途中でのKOとなったが、打線の奮闘もありチームは44年ぶりの開幕5連勝を飾った。スミスは「いずれ安定した投球を見せてくれるだろう。いい投球、ストライクゾーンを制圧するような見せてくれると思う」と励ましの言葉を送った。

 この日は制球が乱れていた変化球についても「私が今までで受けてきた中で、最高のスプリットの1つだ。えげつないよ。話が戻ってしまうけど(結局は)制球力だ。カウントが後手に回ると、打者は見逃しやすくなってしまう」とたたえた。

 米国初登板とあり「メカニックの問題はあったね。落ち着いて投げられていなかった」とスミスは振り返る。「(判定の)幸運だったり、1、2球いい球を投げられないと落ち着くことはできない。今週はブルペンでいい球を投げていたから、来週は圧倒してくれることを期待しているよ」。悔しい経験を生かすマウンドにしてみせる。(Full-Count編集部)