「ボクシング・6回戦」(30日、愛知県国際展示場) 南アフリカ出身で亀田家の“隠し子”こと亀田正毅(25、本名ジョン・ポール・マサンバ)=TMK=が60キロ契約の6回戦でプロデビュー戦を行った。プロ4勝(1KO)2敗2分けの実績を持つイエ…

 「ボクシング・6回戦」(30日、愛知県国際展示場)

 南アフリカ出身で亀田家の“隠し子”こと亀田正毅(25、本名ジョン・ポール・マサンバ)=TMK=が60キロ契約の6回戦でプロデビュー戦を行った。プロ4勝(1KO)2敗2分けの実績を持つイエシボラチ・ナスイウラ(中国)に3-0でフルマークの判定勝ちを飾った。

 アマチュアでは世界選手権出場経験もあり、95戦85勝の実績を持つ。亀田和毅(TMK)のスパーリングパートナーとして来日した際、亀田史郎氏にスカウトされ“亀田家”の一員となった。

 プロ初陣はタフな相手に決定打を与えることはできなかったが、足も使いながら終始攻勢で戦い抜き、手数で上回った。白星デビューを飾り、日本語で「ありがとうございます」とあいさつ。トレーナーの亀田史郎氏は「実はね、温めて温めて、隠し子やったのよ、俺の。今日はデビュー戦やったけど、まだまだこれから期待できる」と太鼓判。正毅は「チーム、オヤジ、サンキューベリーマッチ」と感謝を込め、「デビュー戦としては上々の出来。練習もしっかりやってきて、いい試合だったと思う。3150~レッツゴー」と両拳を握った。