【MLB】ドジャース 7—3 タイガース(3月29日・日本時間30日/ロサンゼルス)【映像】大谷が“勝利への執念”を見せた瞬間 ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でスタメン出場し、2打数無安打、2四球で開幕から続く連続安打は4でストッ…
【MLB】ドジャース 7—3 タイガース(3月29日・日本時間30日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でスタメン出場し、2打数無安打、2四球で開幕から続く連続安打は4でストップ。一方、5回の長駆ホームインに加え、7回には今季初盗塁を記録するなど足で活躍した。本拠地初登板となった佐々木朗希投手は、1回2/3を投げて61球、3安打、2奪三振、4四球、2失点。しかしチームは逆転で44年ぶりとなる開幕5連勝を達成している。
大谷は前日の試合で延長10回にチャンスを拡大する1打を放つなど、4打数1安打の成績を残した。ここまでの4試合で16打数6安打、2本塁打、2打点、打率.375、出塁率.474、長打率.813、OPS1.286の成績を残している。
この日は2年目の昨シーズン4勝を挙げた右腕のオルソン投手と対戦。初回の第1打席は、カウント2-2から5球目のチェンジアップにバットが空を切り、空振り三振に倒れている。3回の第2打席は、3ボールからインハイに投じられた95.1マイル(約153キロ)のストレートに手を出すも打ち損じてレフトフライとなった。
5回は2死三塁のチャンスで打席を迎えたが、タイガース・バッテリーは大谷との勝負を避けて申告敬遠に。しかし続くテオスカー・ヘルナンデスが放った三塁線を破るあたりで好走塁を見せ、一塁から長駆ホームインとなった。7回の第4打席は、今季初登板となった前田健太投手と対戦。しかし1球も振ることなくストレートの四球で出塁。すると、続くテオスカー・ヘルナンデス外野手の打席で今季初盗塁をマークした。この日の大谷は2打数無安打2四球1盗塁で、開幕からの連続安打は4試合でストップしている。
本拠地ドジャー・スタジアムで初登板を迎えた佐々木。19日に行われたメジャーデビュー戦となったカブスとの試合では、3回56球で1安打3奪三振、5四球、1失点の成績を残している。
初勝利を目指してマウンドに上がるも、緊張からからボールの制球が定まらず2つのヒットと1つの四球で2死満塁とされると、マーゴー外野手のボテボテのあたりが内野安打となり1点を失った。続くスウィーニー内野手には押し出し四球を与える。ロジャーズ捕手をスライダーでサードゴロに打ち取り、初回は41球で3つ目のアウトをとった。
2回は先頭のクライドラー外野手に四球を与えると、暴投で二塁への進塁を許す。続くマッキンストリー内野手はインコースへのストレートで見逃し三振、グリーン外野手はショートフライに打ち取った。しかしトーケルソン内野手に四球を出したところで、球数が61球となり無念の交代に。ドレーヤー投手にマウンドを譲り降板となった。この日は1回2/3を投げて61球、3安打、2奪三振、4四球、2失点の内容となった。
なおドジャースは2点を追いかける1回の裏にフリーマン外野手が反撃のソロアーチを放つ。2回にはコンフォート外野手のタイムリーで序盤に同点とした。迎えた5回、テオスカー・ヘルナンデス外野手の2点タイムリーで逆転に成功。6回にはスミス捕手のソロホームランも飛び出すなど、打線爆発で44年ぶりとなる開幕5連勝を達成した。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)