3月29日(現地時間28日、日付は以下同)。デトロイト・ピストンズは、ホームのリトルシーザーズ・アリーナでクリーブランド・キ…

 3月29日(現地時間28日、日付は以下同)。デトロイト・ピストンズは、ホームのリトルシーザーズ・アリーナでクリーブランド・キャバリアーズ相手に133-122で勝利を収めた。

 ピストンズはオールスターガードのケイド・カニングハムがふくらはぎ打撲のため3試合連続で欠場も、デニス・シュルーダーを先発起用して無傷の3連勝。

 キャバリアーズ戦では、7本の3ポイントシュートを沈めたティム・ハーダウェイJr.が32得点に3アシスト、マリーク・ビーズリーが19得点4リバウンド4アシスト、アサー・トンプソンが18得点10リバウンド2スティール4ブロック、シュルーダーが17得点7リバウンド10アシスト、ジェイレン・デューレンが16得点13リバウンドをマーク。

 この勝利で42勝32敗(勝率56.8パーセント)としたピストンズは、翌30日を終えてイースタン・カンファレンス5位。2015-16シーズンの44勝38敗(勝率53.7パーセント)以来初のシーズン勝ち越しを決めた。

 このチームは昨シーズンにリーグワーストの14勝68敗(勝率17.1パーセント)だったため、前シーズンから白星を3倍の42へと伸ばすことに成功。NBAではシャーロット・ボブキャッツ(現ホーネッツ)がロックアウトで66試合の短縮となった2011-12シーズンに7勝59敗(勝率10.6パーセント)から翌2012-13シーズンに21勝61敗(勝率25.6パーセント)で勝利数を3倍へ激増。

 ただ、82試合のレギュラーシーズンで前シーズンから勝利数を3倍以上に伸ばしたのは今シーズンのピストンズがNBA史上初。JB・ビッカースタッフHC(ヘッドコーチ)の下、昨シーズンから見事な巻き返しを見せている。


【動画】ピストンズが勝利を収めたキャバリアーズ戦ハイライト!