「フィギュアスケート世界選手権第4日」(29日、米・ボストン) SP2位だった鍵山優真(オリエンタルバイオ)は、171・10点とし、合計278・19点で銅メダルを獲得した。 予定されていた冒頭の4回転フリップが2回転となった。続く4回転サ…

 「フィギュアスケート世界選手権第4日」(29日、米・ボストン)

 SP2位だった鍵山優真(オリエンタルバイオ)は、171・10点とし、合計278・19点で銅メダルを獲得した。

 予定されていた冒頭の4回転フリップが2回転となった。続く4回転サルコーも着氷が乱れた。その後のジャンプは決めたが、演技後には膝に手を付き、納得のいかない演技に表情は曇った。悔しい表情で演技を終えた鍵山だったが、最終滑走のイリア・マリニン(米国)を残し暫定2位。表彰台が確定すると、両手で顔を覆い安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 ミラノ・コルティナ五輪の出場枠が懸かる今大会。鍵山が3位、佐藤が6位で、日本人上位2人の順位合計が「13」以内であるため、最大の3枠を獲得した。