満塁弾は通算9本目…1試合3HRは3度目【MLB】ヤンキース 20ー9 ブルワーズ(日本時間30日・ニューヨーク)“怪物”がアーチショーを演じた。ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は29日(日本時間30日)、本拠地で行われたブルワーズ戦で…

満塁弾は通算9本目…1試合3HRは3度目

【MLB】ヤンキース 20ー9 ブルワーズ(日本時間30日・ニューヨーク)

“怪物”がアーチショーを演じた。ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は29日(日本時間30日)、本拠地で行われたブルワーズ戦で今季1号を含む3本塁打、4安打8打点の大爆発。歴史的な猛打を披露し、「やっぱ化け物やな」「格が違う」とファンの度肝を抜いた。

 初回から快音を響かせた。昨季までヤンキースに在籍していたネスター・コルテスに対し、ポール・ゴールドシュミット内野手が1号先頭打者弾を放つと、コーディ・ベリンジャー外野手は右中間1号ソロ、ジャッジも続いて今季1号。しかも全員が初球を本塁打にする「3球3本塁打」の離れ業となった。ジャッジの一発は打球速度115.0マイル(約185キロ)、飛距離468フィート(約143メートル)の特大弾だった。

 さらに8-3の3回、無死満塁で第3打席が回ると、左中間へ自身9本目のグランドスラムを叩き込んだ。4回2死二塁の第4打席はバックスクリーン左へ2ラン。1試合3本塁打は自身3度目だ。6回は惜しくも一発とならなかったが、フェンス直撃の適時二塁打。6打数4安打8打点で20-9の大勝に貢献している。

 2022年にア・リーグ新記録の62本塁打を放ち、大谷翔平投手(当時エンゼルス)を退けてMVPを受賞。昨年は開幕7試合目まで一発が出ないスロースタートだったが、最終的にはメジャー最多の58本塁打、144打点を記録した。

 開幕早々に真価を発揮したジャッジにファンも口あんぐりの様子。「いざ70本シーズンへ」「わけわからん」「凄いという言葉しかない」「ジャッジすげー」「ジャッジ開幕2試合目からエグい事してんな」「さすが現役最強打者」「もはや過小評価されてる」などと称賛と畏怖の声が寄せられた。(Full-Count編集部)