◇国内女子◇Vポイント×SMBC レディスゴルフトーナメント◇紫CC すみれC(千葉)◇6668yd(パー72)佐久間朱莉はオフを利用して、契約するピンの本拠地・米国アリゾナ州で合宿を行った。クラブテストも行い、バッグの中身にいくつか変更…

◇国内女子◇Vポイント×SMBC レディスゴルフトーナメント◇紫CC すみれC(千葉)◇6668yd(パー72)
佐久間朱莉はオフを利用して、契約するピンの本拠地・米国アリゾナ州で合宿を行った。クラブテストも行い、バッグの中身にいくつか変更のあった14本の内訳を本人に聞いてみた。

ドライバー「G430 MAX 10K」は昨年から変わらず。新しいドライバーもテストしたが、「『G440 MAX』が数字も含めてすごく良かったんですけど、比較すると『10K』がさらに上回っていました。ですから無理に替える必要もないかなって」と説明した。

一方でフェアウェイウッド2本は「G440 MAX」に一新。「スピン量も適正で比較的高さも出ながら初速で前に飛んでくれる。『LST』も試しましたが、球が上がらなかった」。ハイブリッドも新しい「G440」を投入した。「前のやつが好きで替えたくなかったんですが、テストしたらそれより良くて。見た目が変わったんですよ。ちょっとロフトがついているように見えるというか。前の『G430』に比べて高さも出るし、拾いやすくなりました」

アイアン「ブループリント S」、ウェッジ「S159」は継続している。
パターは「DS72 2021」から新しい「スコッツデール DS72」へ替えた。「左を向く癖があって悩んでいたんです。それでオフセットが少ないパターのほうがいいんじゃないかとなって、ピンの方に相談したんです」

クランクネックからダブルベンドになったことで、佐久間のアライメントは激変した。「オフセット度合いが減って狙ったところに構えやすくなりました。朝、必ず自分のフェース向きをレーザーをつけてチェックするんですが、誤差が少なくなった」と満足げ。打感も好みで、「私は柔らかい打感が好きで、これは前のモデルと同じぐらいの柔らかさでした。他のパターはコツーンと弾くのが多くてなかなか替えられなかったんですが、これならしっかりとタッチが出しやすい」

実は今季からボールも替えていた。「プロV1x レフトダッシュ」から「プロV1x<2025年>」へ。「ドライバーのスピン量がちょうど良くてレフトダッシュを使っていたんです。でもアプローチのときに初速が強い印象があって…。新しいV1xを試したら、ドライバーのスピン量が安定して、なおかつグリーン周りのスピンもしっかり入っていたんです。替えない手はないなって」
クラブをマイナーチェンジし、14本をさらにアップデートした。初優勝の時は近いか。
<佐久間朱莉の14本>

ドライバー:ピン G430 MAX 10K(9度)
シャフト:日本シャフト NSプロ レジオ フォーミュラ B+(重さ55g、硬さS)
フェアウェイウッド:ピン G440 MAX(3番 15度、5番19度)
シャフト:日本シャフト NSプロ レジオ フォーミュラ M+(重さ65g、硬さS)
ユーティリティ:ピン G440(4番23度、5番26度)
シャフト:日本シャフト NSプロ プロトタイプ
アイアン:ピン ブループリント S(6番~W)
シャフト:日本シャフト NSプロ 850GH(硬さS)

ウェッジ:ピン S159(50、54、58度)
シャフト:日本シャフト NSプロ 950GH neo(硬さS)
パター:ピン スコッツデール DS72