「ヤンキース-ブルワーズ」(29日、ニューヨーク) アーロン・ジャッジ外野手が「3番右翼」で出場し、五回までに4打席に立ち、3本塁打、7打点の大当たり。昨季MVPの実力を存分に見せつけた。チームは五回までに8本塁打を記録し、毎回の16得点…

 「ヤンキース-ブルワーズ」(29日、ニューヨーク)

 アーロン・ジャッジ外野手が「3番右翼」で出場し、五回までに4打席に立ち、3本塁打、7打点の大当たり。昨季MVPの実力を存分に見せつけた。チームは五回までに8本塁打を記録し、毎回の16得点で圧勝ムードだ。

 待望の一発は初回だ。昨季まで同僚だった左腕コルテスの初球、内角低めカットボールを叩くと飛距離143メートルの特大の1号が左翼席へ消えた。先頭ゴールドシュミット、2番ベリンジャーも初球を本塁打。ドジャースの大谷、ベッツ、フリーマンのMVPトリオに負けない、東のMVP3人衆が脅威の3者連続初球弾でチームを勢いづけた。

 ジャッジもチームも勢いは止まらない。早くも3打席目となった三回無死満塁の絶好機にはカウント2-1から内角高めのカットボールを左中間席へたたき込む。満塁弾で地元ファンを熱狂させると、続く四回2死二塁の得点機には2番手左腕からセンターバックスクリーンへまっすぐに伸びる130メートル弾で2点を追加し、計7打点を記録した。

 チームは五回までにジャッジを含む6選手が計8本塁打をマークした。