先発した板東は4回途中7安打で降板 ソフトバンクは29日、タマホームスタジアム筑後で行われたウエスタン・リーグ公式戦のオリックス2回戦に6-5で勝利した。笹川吉康外野手がサヨナラ打を含む2安打の活躍を見せた。 先発した板東湧梧投手は初回から…

先発した板東は4回途中7安打で降板

 ソフトバンクは29日、タマホームスタジアム筑後で行われたウエスタン・リーグ公式戦のオリックス2回戦に6-5で勝利した。笹川吉康外野手がサヨナラ打を含む2安打の活躍を見せた。

 先発した板東湧梧投手は初回から不安定な投球。四球と安打で1死満塁のピンチを背負うと、香月一也内野手の適時打で先制を許す。2回には1死三塁から犠飛で1点を追加された。一方の打線は2回、連打などで2死満塁の好機を得ると、押し出し四球で1点を返す。3回には、重松凱人外野手の二塁打で無死二塁とし、柳町達外野手の適時打で同点に追い付いた。

 同点で迎えた5回、板東は内藤鵬内野手に適時打を浴び、なおも2死一、二塁で降板。後を継いだ大城真乃投手も安打を許したが、ここは重松の好返球で失点を阻止した。しかし大城は6回にも1失点し、2点ビハインドで終盤を迎えた。

 7回は木村大成投手が3者凡退とすると、7回は2死一、三塁から大友宗捕手の適時打で1点差に詰め寄った。9回は濱口遥大投手が1点を失うも、9回、四球と相手失策で1死二、三塁の好機を得る。ここで代打山本恵大外野手が2点適時二塁打を放ち同点に。さらに1死三塁から笹川にサヨナラ適時打が生まれた。

 オリックスは12安打、ソフトバンクは14安打を放ち、計26安打が飛び交う乱打戦だった。(「パ・リーグ インサイト」谷島弘紀)

(記事提供:パ・リーグ インサイト)