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　3月29日（現地時間28日、日付は以下同）。フィラデルフィア・セブンティシクサーズのニック・ナースHC（ヘッドコーチ）は、タイリース・マクシーが突き指のため少なくともあと2試合を欠場すると明かした。

　NBAキャリア5年目のマクシーは背中を痛めており、今月4日のポートランド・トレイルブレイザーズ戦を最後に13試合連続で欠場中。52試合の出場でチームトップの平均26.3得点6.1アシストに3.3リバウンド1.8スティールを残していた。

　ただ、29日を終えた時点でシクサーズはイースタン・カンファレンス12位の23勝50敗と低迷。プレーイン・トーナメントへ参戦できる最終枠にいる10位のマイアミ・ヒート（32勝41敗）と9.0ゲームも離れていることから、残り9試合で全勝したとしてもプレーインへ滑り込める可能性は低いと言わざるを得ない。

　シクサーズは30日にヒート戦、翌31日にはトロント・ラプターズ戦が控えており、すでに主軸のジョエル・エンビード、ポール・ジョージがケガのため残り試合全休が発表されている。

　そのため、今シーズンのシクサーズは8シーズンぶりにプレーオフ出場を逃すことになりそうだ。