陸上のWAコンチネンタルツアー・ゴールドの初戦となるモーリー・プラント競技会(29日、オーストラリア・メルボルン)女子100メートル障害で、昨年のパリ五輪代表・田中佑美(富士通)が今シーズン同種目初戦に臨み、13秒11(追い風0・5メート…

 陸上のWAコンチネンタルツアー・ゴールドの初戦となるモーリー・プラント競技会(29日、オーストラリア・メルボルン)女子100メートル障害で、昨年のパリ五輪代表・田中佑美(富士通)が今シーズン同種目初戦に臨み、13秒11(追い風0・5メートル)で1着だった。

 清水ちさと(いちご)が13秒19で2着、中島ひとみ(長谷川体育施設)が13秒33で3着に入り日本勢が上位を独占した。

 田中は今季、60メートル障害で2月に8秒00の日本新記録をマークし、今月23日の世界室内選手権(中国・南京)では準決勝で8秒03を記録したが、惜しくも決勝進出は逃した。世界室内への出発前に取材に応じ、「4月末から国内シーズンも始まりますしやはり今シーズンの大きな目標は東京世界陸上(9月)。今できるベストを尽くして、今シーズンをより良いものにできるように頑張ります」と意気込みを語っていた。