◇国内女子◇アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 2日目(29日)◇UMKCC (宮崎)◇6538yd(パー72)◇曇り時々晴れ(観衆3804人)かつての賞金女王(2006年)、大山志保はこのオフに同郷の菅楓華とプライ…

開幕3戦目の最終日も最終組に。菅楓華が初タイトルへ首位浮上

◇国内女子◇アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 2日目(29日)◇UMKCC (宮崎)◇6538yd(パー72)◇曇り時々晴れ(観衆3804人)

かつての賞金女王(2006年)、大山志保はこのオフに同郷の菅楓華とプライベートでラウンドをともにした。大ベテランから見ても、宮崎の後輩は「すごくマジメで質問もたくさんしてくる。将来が楽しみ」と頼もしい。ただ実は、少しばかり気になったこともあって…。

「どんなボールをイメージしているの?」。アドレスに入ってターゲットに目をやった瞬間、ショットの軌道を頭に描く。大山にとっては当たり前の準備が、菅にはなかったという。「イメージはしていないんです。やっぱり、イメージした方がいいですかね…」と聞かれるなり、47歳はビックリ。「あの感じで(開幕戦から)2位、2位というのは、もともと持っているものがスゴイと思う。いろんなことを吸収したらもう一段、上に行ける」と、19歳の荒削りな魅力を感じてやまなかった。

2日目は強気なパットを多く見せた

米国を中心にプレーペースの遅さが話題になっているこの春。菅の“プレーファスト”精神はその問題と一線を画す。構えたら迷わずすぐにショット。「(打つ前に)あまり考えたくなくて。狙いを決めたらすぐに打つというのが、ずっと目指してきたルーティン。(性格が)せっかちというのもあると思うんですけど…」。開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」、前週「Vポイント×SMBCレディス」でもリズムをキープするべく、打った後にキャディとタイミングを振り返りながらプレーしていたという。

グリーン上で打ちきれないシーンが相次ぎ35位だった初日の反省を経て、この日フィールドベストの「66」をマークした。2つ伸ばして迎えた後半10番(パー5)でチップインイーグルを奪い、11番から2連続バーディ。フェアウェイからの2打目を奥のバンカーに突っ込んだ17番のボギーがあっても、首位浮上には十分だった。小林光希に並ぶ通算6アンダー。プロ2年目でのツアー初勝利に三度、近づいた。

3試合続けて最終日を最終組で回る。ツアーでは記録が残る2002年以降19回目の事例で、開幕3戦となると初めてのケースだ。「自分のプレーにしっかり集中して、気合いと根性でバーディをたくさん獲れるように頑張りたい」。自らのスタイルを築いた、大好きな故郷に錦を飾る。(宮崎市/桂川洋一)

構えたらすぐ打つ