24年度の学生3大駅伝2冠で第101回箱根駅伝(1月2、3日)は3位だった国学院大の前田康弘監督、前主将の平林清澄(4年)、新主将の上原琉翔(3年)、新副将の青木瑠郁(3年)、高山豪起(3年)が29日、スポンサーシップ契約を結んでいる生命…
24年度の学生3大駅伝2冠で第101回箱根駅伝(1月2、3日)は3位だった国学院大の前田康弘監督、前主将の平林清澄(4年)、新主将の上原琉翔(3年)、新副将の青木瑠郁(3年)、高山豪起(3年)が29日、スポンサーシップ契約を結んでいる生命保険会社のライフネット生命の本社(東京・千代田区二番町)で行われたスペシャルトークイベントに参加した。競技に関する真剣なトークや、子供の頃の夢など軟らかい話題なども披露し、約100人のファンと交流した。
国学院大は24年度の学生3大駅伝開幕戦の出雲駅伝(昨年10月14日)、同第2戦の全日本大学駅伝(昨年11月3日)で快勝。最終戦の箱根駅伝では初優勝と史上6校目の3冠を目指して挑んだ。優勝の青学大、2位の駒大に敗れたが、最終10区で早大を逆転して3位に食い込み、意地を見せた。
新年度のチームスローガンは「はばちかす~想いの継承、そして確信へ~」。チーム目標は「箱根駅伝総合優勝」を掲げる。新主将の上原は「『はばちかす』は僕の出身の沖縄の方言で『名をとどろかせる』などの意味があります。チーム目標のためにチーム一丸となって頑張ります」ときっぱりと話した。
4年間、国学院大を引っ張った平林は、子供の頃の意外な夢を明かした。「(漫画の)『宇宙兄弟』が好きで、子供の頃の夢は宇宙飛行士でした。理系の勉強が得意だったわけではありませんが」と笑顔で話した。卒業後、実業団のロジスティードに進む一方で、引き続き国学院大を練習拠点として前田監督の指導を受ける。28年ロス五輪マラソンを目指して新たな“冒険”を始める。