「オリックス4-5楽天」(29日、京セラドーム大阪) 投打のかみ合った楽天が今季初勝利。5年ぶりに再任となった三木監督が25年初白星を挙げた。 先発の古謝が緊張感に打ち勝った堂々たる投球。立ち上がりに無死から連打でピンチを背負うも、最後は…
「オリックス4-5楽天」(29日、京セラドーム大阪)
投打のかみ合った楽天が今季初勝利。5年ぶりに再任となった三木監督が25年初白星を挙げた。
先発の古謝が緊張感に打ち勝った堂々たる投球。立ち上がりに無死から連打でピンチを背負うも、最後は西川を中飛に仕留めて無失点にしのいだ。さらに二回には宗山のプロ初失策で走者を背負ったが、ここも無失点。5回まで2安打無失点と先発として役割を全うした。
開幕2戦目に有力だった新外国人・ハワードが1週間前に腰の張りを訴えて登板を回避。巡ってきたチャンスでしっかりと結果を残した。古謝は「昨日サヨナラ負けをして、チームとしても特に勝ちたい2戦目だったと思います。そういう状況で、一回一回、後のことを考えずに全力で投げたことが今日のよかったところ」と落ち着いた口調で振り返った。
また打線は初回、二回とホームが遠かった状況下で、三回に宗山の二塁打でチャンスメークに成功。続く小郷が右中間への適時三塁打で先制した。さらに六回にはフランコの犠飛で追加点を奪った。
28日の開幕戦では九回に宗山の同点打で追いついたものの、直後にサヨナラ打を浴びて敗戦。悔しい1敗となったが、古謝が流れを断ち切る好投でチームに勢いをもたらした。
八回、前日に敗戦投手となった鈴木が同点を許す悪い流れとなったが、延長十回に阿部、鈴木の連続適時打で3点を勝ち越した。