「巨人12-0ヤクルト」(29日、東京ドーム) 巨人は打線が大爆発して快勝。開幕から2連勝発進となった。 三回はキャベッジが2戦連発の2号3ラン。オープン戦では打率・214、0本塁打と不調だったが、シーズンに入って覚醒した。前日も新助っ人…

 「巨人12-0ヤクルト」(29日、東京ドーム)

 巨人は打線が大爆発して快勝。開幕から2連勝発進となった。

 三回はキャベッジが2戦連発の2号3ラン。オープン戦では打率・214、0本塁打と不調だったが、シーズンに入って覚醒した。前日も新助っ人の活躍に驚いていた阿部監督は「何なんだろうね?」と不思議がり、「これだけ打っているからマークもきつくなる。どう対処していくか。(巡回コーチの)ウィーラーとかが言ってくれるはず」とうなずいた。

 四回は甲斐にも移籍後初アーチとなる1号2ラン。2戦連続の猛打賞に、「もともと力ありますし、15本、20本くらい打てると思っている。反対方向にいい打球も飛んでいるので、彼にとっていいバロメーターになるかなと」と信頼を寄せた。

 打線は前日5打数無安打だった坂本を開幕2戦目にしてスタメンから外し、売り出し中の中山を6番・三塁で起用。二回はその中山の安打から6点を奪った。

 阿部監督は中山起用について、「坂本の昨日の結果もそうですし、中山の状態もずっといいので、使ってみようというのでいってみました」と説明。ただ5打数1安打に終わり、「そうですね、その後の内容が良くなかったが、いい当たりもしたので。簡単には打てないだろうけど、我慢して使っていければいいかなと思います」と語った。