「ボクシング・8回戦」(29日、愛知国際展示場) フェザー級8回戦が行われ、東洋太平洋同級6位で元IBF世界バンタム級1位のマイケル・ダスマリナス(32)=フィリピン=が、WBOアジア・パシフィック・フェザー級7位の岡本恭佑(21)=HK…
「ボクシング・8回戦」(29日、愛知国際展示場)
フェザー級8回戦が行われ、東洋太平洋同級6位で元IBF世界バンタム級1位のマイケル・ダスマリナス(32)=フィリピン=が、WBOアジア・パシフィック・フェザー級7位の岡本恭佑(21)=HKスポーツ=に5回1分18秒、TKO負けした。優勢に戦っていたものの、左ボディーを打った際にカウンターで右ストレートを被弾して前のめりにダウン。レフェリーストップとなった。
ダスマリナスは21年6月20日に米ラスベガスで、当時WBA&IBF世界バンタム級王者だった井上尚弥(大橋)に挑戦。強烈な左ボディーで3度ダウンを奪われ、3回2分45秒レフェリーストップでTKO負けしていた。
岡本は北九州出身で、これで10勝(7KO)1敗1分け。殊勲のKO勝利を飾り、「途中で劣勢だったが、気持ちだけは負けないと思っていた。(相手は)元世界1位ということもあって、(試合までに)いろいろあったが、勝てて良かった。勝ったことだけが良かったくらいで、あとはダメだった。みんな負けると思っていたでしょう?9割くらいは。元世界1位にも絶対に勝つという気持ちでいった」とドヤ顔で声を弾ませた。