◆第72回毎日杯・G3(3月29日、阪神競馬場・芝1800メートル、良) 春の大舞台につながる3歳限定重賞は牡馬9頭(ヴォラヴィア競走除外)で争われ、北村宏司騎手が騎乗した2番人気のファンダム(美浦・辻哲英厩舎、父サートゥルナーリア)が勝利…

◆第72回毎日杯・G3(3月29日、阪神競馬場・芝1800メートル、良)

 春の大舞台につながる3歳限定重賞は牡馬9頭(ヴォラヴィア競走除外)で争われ、北村宏司騎手が騎乗した2番人気のファンダム(美浦・辻哲英厩舎、父サートゥルナーリア)が勝利。新馬、ジュニアCに続くデビュー3連勝で重賞初制覇を飾った。開業5年目の辻調教師、現3歳が初年度となるサートゥルナーリア産駒も初タイトル獲得となった。勝ちタイムは1分45秒9。

 2着は7番人気のガルダイア(藤岡佑介騎手)、3着は5番人気のネブラディスク(武豊騎手)だった。

 北村宏司騎手(ファンダム=1着)「冷静に走ってくれていたので、自信を持って直線に向きました。少し気の前向きなところがあるので、いいところではありますが、セーブしながら走れるようにと、先生と課題を持って臨みました。厩舎の初めての部分(重賞勝利)に貢献できたのはすごくうれしいです。種牡馬としても、サートゥルナーリア(の産駒)はすごくいい素材が多い印象。この馬も含めて期待しています。いい内容で走ってくれたので、この先も頑張ってくれると思います。また応援してください」