「広島-阪神」(29日、マツダスタジアム) 阪神・富田蓮投手が2年ぶりの先発で4回5安打1失点と粘りを見せた。プロ3年目の左腕は昨季は中継ぎとして登板していたため、プロ3度目の先発となった。 初回は小園に右前打を放たれたが、得点は許さなか…

 「広島-阪神」(29日、マツダスタジアム)

 阪神・富田蓮投手が2年ぶりの先発で4回5安打1失点と粘りを見せた。プロ3年目の左腕は昨季は中継ぎとして登板していたため、プロ3度目の先発となった。

 初回は小園に右前打を放たれたが、得点は許さなかった。三回まで安打で出塁を許しながらも矢野や菊池を空振り三振に斬るなど、ゼロに抑えた。

 先制点を献上したのは四回だ。先頭の小園が中前へ2安打目を記録。4番のモンテロは136キロの速球で見逃し三振としたが、秋山の左前打で1死三塁とし、ファビアンの二ゴロの間に三走が生還。1失点となった。五回の打席で代打・ヘルナンデスがコールされ交代となった。

 富田は15日の教育リーグ・広島戦(SGL)で5回1安打無失点、5奪三振と好投し、計16イニング無失点を記録。開幕前ラストの登板では22日のオープン戦・オリックス戦(京セラ)で5回7安打3失点と力投していた。