「広島-阪神」(29日、マツダスタジアム) 阪神の育成ドラフト1位・工藤泰成投手が同点の五回からプロ初登板。3連続四球で押し出しとなり、勝ち越しを許したところで無念の降板となった。2/3回を1安打1失点だった。 木浪のタイムリーで試合を振…
「広島-阪神」(29日、マツダスタジアム)
阪神の育成ドラフト1位・工藤泰成投手が同点の五回からプロ初登板。3連続四球で押し出しとなり、勝ち越しを許したところで無念の降板となった。2/3回を1安打1失点だった。
木浪のタイムリーで試合を振り出しに戻し、マウンドに上がった右腕。先頭の石原に対して156キロで詰まらせての一ゴロ。続く床田にはうまく中前に運ばれてしまった。走者を背負う展開となった中、1番・二俣は力強いストレートで追い込むと最後は低めのフォークで空振り三振に斬った。
2死から迎えた矢野には制球が定まらずストレートの四球を与え、得点圏に走者を背負った。打席には小園を迎えたが、ボールが先行。四球で満塁のピンチを背負った。
絶体絶命となる中、モンテロにもボールが先行する苦しい展開に。カウント2ボールからアウトローの152キロでストライクを奪ったが、4球目の154キロは球審の手が上がらず。5球目の低めも見極められ、まさかの3連続四球となった。
ここで藤川監督がベンチを出て交代を決断。右腕は厳しい表情でマウンドを降りた。3番手には及川が上がり、秋山を見逃し三振に仕留め、最少失点で切り抜けた。